おすすめポイント
プレステージシリーズは、シャプティエのワインの財産とも呼べるワインシリーズです。シャプティエの特級畑のぶどうを使用したローヌ・ヴァレーのテロワールの持つ本来の味わいを表現したワインのラインナップとなっています。
「クローズ・エルミタージュ」のアペラシオン名は、フランス語で「Croix」を意味するラテン語の「Crozem」から来ています。「Croix」には、交差または交差という2つの意味があります。この白ワインに使われているぶどうは、樹齢20〜40年のブドウの木の果実が使用されており、「レ・メゾニエ」の白ワインは、クローズ・エルミタージュのマルサンヌ種が本来持つ味わいがダイレクトに表現されるワインです。
緑色がかった淡黄色で透明で鮮やか。最初はマルメロ、牡丹、そしてローストアーモンドが続きます。アタックはしなやかでフレッシュ感があります。
冷製ローストポーク、シャルキュトリー、魚介のサラダ、平目のムニエル、魚介のブロシェット ブールブラン、若鶏のレモン風味、仔牛のエスカロップ ノルマンディー風、白子の天麩羅、エイのグルノーブル風、チーズ ピコドン・アフィネ、オッソ・イラティに良く合います。
1808年ローヌの銘醸地タン・エルミタージュに創業してから7代目ミシェル・シャプティエに至るまで一貫した家族経営のもと、畑を守り、テロワールを尊重する姿勢を貫く造り手です。テロワールやその年の特長を土壌に語らせ、それを純粋に表現することが現当主ミシェルの哲学。「自然は常に最終決定権を持っています」という捉え方は、まさしく地球環境を頂点とし、人間はそのサーバントであることを示唆しています。SDG’sがそのまま反映されている同氏の姿勢が世界を変えていきます。世界中のワイン専門家や著名ソムリエが一目置く存在であり、ロバート・パーカー氏に「地球の輝き煌めく光のひとつ」、「これ以上に並外れたワインを造り出すワイナリーは世界中探しても殆どない」と言わしめたエルミタージュ最高峰の造り手。ビオディナミ農法への取り組みも早く、伝統と現代性を組み合わせた革新的かつ謙虚なワイン造りが感動と本物の味わいをもたらしています。その結果、ロバート・パーカーから100点満点の最高評価を40回以上も獲得する等の偉業も果たしています。自然に敬意をはらったミシェル氏の情熱的なワインはまさしく“芸術作品”ともいえます。
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