おすすめポイント
プレステージシリーズは、シャプティエのワインの財産とも呼べるワインシリーズです。シャプティエの特級畑のぶどうを使用したローヌ・ヴァレーのテロワールの持つ本来の味わいを表現したワインのラインナップとなっています。
このアペラシオンの名前は、聖母マリアの夫であるジョセフの名を意味しており、イエズス会(宗教団体)によって付けられた由緒正しい名前です。畑は、シャルナス、トゥルノン、モーブの各エリアにあり、サン・ジョセフの素晴らしいワインを作る主要な土壌と気候の要素を兼ね備えています。非常にミネラルが豊かで、そのテロワールは、美しい魅力的な酸と研ぎ澄まされたタンニンのストラクチャーを形成しています。
紫がかったガーネット色。ブラックカラント、ブラックベリー、キュートて滑らかなオーク香があります。タンニンが非常に柔らかく、バランスの取れた味わいで花崗岩由来の美しいミネラル感で余韻の長いワインです。
鹿肉のポワレ、鴨胸肉のロースト、仔牛のフィレステーキ、地鶏のロースト、鴨のコンフィ、鶉のフォアグラ詰め、牛リブステーキ炭火焼き、雉のロースト、リー・ド・ヴォーの煮込み、仔羊の網焼き、チーズ リゴット・ド・コンドリューアフィネ、サンマルセランに良く合います。
1808年ローヌの銘醸地タン・エルミタージュに創業してから7代目ミシェル・シャプティエに至るまで一貫した家族経営のもと、畑を守り、テロワールを尊重する姿勢を貫く造り手です。テロワールやその年の特長を土壌に語らせ、それを純粋に表現することが現当主ミシェルの哲学。「自然は常に最終決定権を持っています」という捉え方は、まさしく地球環境を頂点とし、人間はそのサーバントであることを示唆しています。SDG’sがそのまま反映されている同氏の姿勢が世界を変えていきます。世界中のワイン専門家や著名ソムリエが一目置く存在であり、ロバート・パーカー氏に「地球の輝き煌めく光のひとつ」、「これ以上に並外れたワインを造り出すワイナリーは世界中探しても殆どない」と言わしめたエルミタージュ最高峰の造り手。ビオディナミ農法への取り組みも早く、伝統と現代性を組み合わせた革新的かつ謙虚なワイン造りが感動と本物の味わいをもたらしています。その結果、ロバート・パーカーから100点満点の最高評価を40回以上も獲得する等の偉業も果たしています。自然に敬意をはらったミシェル氏の情熱的なワインはまさしく“芸術作品”ともいえます。
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